AI 解析
Ulugo デスクトップ版は棋譜をローカルで解析し、候補手、地域、目差、勝率の推移を表示します。ウェブ版では AI 解析を利用できません。
初回利用前に AI 実行環境の設定 を完了してください。
解析を開始する
棋譜を開き、盤面右下の稲妻ボタンをクリックするか Space を押します。
- 既存の着手を高速に走査し、対局全体のグラフを作成します
- 現在局面の解析は続行され、探索が進むにつれて結果が安定します
- 解析済みノードはキャッシュされ、再度表示しても計算し直しません
- もう一度
Spaceを押すと解析を停止します

Shift を押しながら解析ボタンをクリックするか、Shift + Space を押すと 深い解析 を開始します。現在局面を継続的に探索し、複雑な変化を比較するときに適しています。
候補手
候補手は現在の探索結果に基づいて表示されます。円は候補の順序を示し、設定の 候補手オーバーレイ では次の数値も表示できます。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 目差変化 | 最善候補に対する予想目差の変化。0 が基準で、-3.0 は約 3 目の損失 |
| 勝率変化 | 最善候補に対する勝率の変化。0% が基準で、負の値は勝率の低下 |
| 目差 | 着手後の予想終局目差を手番側から表示。正なら優勢、負なら劣勢 |
| 訪問数 | 候補に割り当てられた探索回数。探索配分と結果の安定度を示すが、手の良さそのものではない |
| 価値 | パスに対する着手の価値。後手ヨセの価値に近いが、完全に同一ではない |
候補手オーバーレイは同時に 2 項目まで選択できます。候補手オーバーレイの最小訪問数 を設定すると、探索が不十分で値が安定していない候補を隠せます。
Enter を押すと現在の最善候補を着手できます。その他の操作は ショートカット操作 を参照してください。
主変化
候補手にマウスを重ねると、AI が予想する後続手順を盤面上で確認できます。候補手を Alt クリックしても同じ変化を表示できます。
主変化プレビューの遅延 は、変化図が表示されるまでのホバー時間を指定します。0 にするとホバープレビューは無効になりますが、Alt クリックは引き続き使用できます。
主変化は現在の探索が示す本線であり、唯一の進行ではありません。探索が続くと変化する場合があります。
右パネルのグラフ
右パネルでは次の 3 種類のグラフを個別または同時に表示できます。
| グラフ | 説明 |
|---|---|
| 目差 | 各着手後の予想終局目差。コミと現在のルールを含む。中央線より上が B+、下が W+ |
| 損失目数 | 実戦の着手による予想目差の損失。棒が長いほど損失が大きく、約 1 目を超える変化は強調表示される |
| 勝率 | 各着手後の黒の予想勝率。白の勝率は 100% − 黒の勝率 で、50% が互角の基準 |

グラフにマウスを重ねると、対応する手数、目差、双方の勝率、その手の損失を確認できます。クリックするとその手へ直接移動し、グラフ上のホイール操作で前後の手を表示できます。
大差の局面では勝率が長時間 0% または 100% 付近にとどまることがあります。この場合、各着手の質を比較するには目差と損失目数のほうが有用です。
地域とホットゾーン
| 表示 | 説明 |
|---|---|
| 地域 | 半透明の色で双方が支配すると予想される範囲を表示する。現在の解析結果であり、確定した終局計算ではない |
| ホットゾーン | 青は双方が争う要点や、ミスで失う可能性のある範囲。灰色は重要な範囲を守るために譲る必要がある部分 |

解析が遅い場合
まず通常解析または全局走査の訪問数を減らしてください。モデル、ハードウェア、実行設定については 実行環境とハードウェア設定 を参照してください。